2014年11月4日火曜日

女子大生Sさんからのメール

女子大生Sさんから賛同のメールを戴きました。
ご了承を得ましたので、ご紹介致します。
 
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こんにちは。
たまたまTwitterで知り、ブログを読みました。
メールでもキャンペーンに賛同できると書いてあったのでメールしました。
 
今まではなんとなく縁の無い話と思っていたのですが、
ブログを読んで、本当に、本当に意識が変わりました。
わたしは21です。
ピルの存在は知っていて、「妊娠したくないけどセックスをしたい人が使う薬」「アメリカでは良く使われている」というぼんやりとしたイメージはありました。
友達で「病気(?)でピルを飲んでる」子が居るらしいという話を聞いた時、
はじめてセックスと関係なくピルが使われるものだと知りました。
「でも多分自分は使う事はないし(いま恋人はいない・高校の時の彼氏がゴムを使っていた、から?)」と、
なぜかもっと詳しく調べる事もしませんでした。
 
緊急避妊薬の存在も先日Twitterで「ピルとのつきあいかた」さんを知り、
はじめて知りました。
女子大学生なのに、こんなことも知らないのはおかしいと思いました。
わたしは、今まで、友人と性体験について話すような場面はありませんでした。
(もしかしたら今相手がいる子達では避妊などについて話しているのかもしれませんが……)
今回このブログを読めてよかったと思うと共に、
たまたまTwitterでこの活動を知らなければずっと知らないままだったんだな、
とも思います。
知れてよかったなと思いました。

しかし、同時に、
「同級生も見ているTwitterで賛同ツイートやリツイートが出来ない」
と思って、ツイートするのを躊躇ってしまいました。
わたしが教えてあげなきゃいけないのに、と思う一方、
彼氏もいないし、なんか「そんな真面目な話をするキャラじゃない」と思ってしまうんです、間違ってるのに。
こんなことを思ってしまう時点で、ピルや避妊、セックスについて、たくさんの歪みがあるんだと思います。
これが本当の賛同ツイートかわかりません。
でも、なにかしたいと思ってメールしました。
長々と失礼しました。
応援しています。
 
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rurikoの返信
「メールありがとうございました。
キャンペーンという形での活動を考えたのは、
緊急避妊の存在を多くの女性に知っていただくことも目的なんですよ。
緊急避妊に用がない方がいいに決まっていますが、
こうしてSさんにも情報を提供できて喜んでいます。」
 
この返信に対して、以下のお返事を戴きました。
 
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こんにちは。
昨日キャンペーンの件でメールをしたSです。
返信、ありがとうございます……!
 
キャンペーンの記事とブログを読ませて頂き、
まずは(恥ずかしながら)知らないことばかりで、、
自分でもピルや避妊について調べていくうちに熱くなり、
つい長文のメールを送ってしまいました……
丁寧な返信、本当にありがとうございました。
 
メールの件ですが、もちろん使っていただいて大丈夫です。
どのような形の使用でも構いません。
名前のご配慮もありがとうございます、よろしくお願いします。
なにか少しでも力になれれば嬉しいです。
 
自分のような、ピルや緊急避妊について必要な知識すらなかったり、
ぼんやりとした(時に間違った)イメージの人はたくさんいると思います。
そのイメージのせいで知ろうともしないのは、
もったいないというか、おかしいですよね。
 
反対論に対する記事も凄く納得できるものでした。
キャンペーン趣旨の「性感染症が蔓延することはありません」「コンドームを使わなくなる?」の内容も、
読み進めながら自分がぼんやり抱いたイメージ・疑問に答えてくれていて、
考えてみればその通りだよなあと思いました。
 
こういうぼんやりしたイメージ(男性や、私の様な女性)も、
ピルや避妊をとりまく環境に悪い影響を与えているなら、変えていくべきだと思うし、
わたしは、こうやって知ることでキャンペーンに賛同したいと思ったわけで、
自分で考えの変化を実感して、「自分のような人はたくさんいる」と思っています。
 
知識だけではなく、自分は女性で、だからこそ知っておくべきことがあって、
知ったうえで「おかしくない?」と思えること、
そして「ここがおかしい!かえようよ!ちがうよ!」と思っている人たちがたくさんいることを、知れてよかったです。
 
自分はまだ「知ること」しかできていませんが、
誰かに伝えることができるように、なりたいです。
 
再びの長文失礼しました。
キャンペーンやノルレボの話から逸れた内容ですみません……
でも自分で文章にしながら改めて気持ちがまとまりました。
これからも応援しています。
 
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Sさんからのメールの引用は以上です。
アメリカで目にしたたった一人のデモ行進について、
何年か前にツイートしたことがあります。
私たち1人1人の力は微力でも、
願いの輪が広がることで歴史が変わります。
 
 

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