2014年11月10日月曜日

緊急避妊の解説動画(日本語付き)


0:00
避妊により、さまざまな方法を利用して多くの人が回避できるのが望まない妊娠です。しかし事が計画通りにうまくいかないときにはどうなるのでしょうか。
0:08
現代科学のおかげで二度目のチャンスを利用できます。では、どのように緊急避妊薬や「プラン-B」※は効くのでしょうか。また、女性の体内で実際に何が起こっているのでしょうか。
※ノルレボと同タイプの緊急避妊薬のブランド名
0:17
女性の月経周期中には様々なホルモンが分泌され、連鎖反応を引き起こしています。脳の下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が放出され、
0:25
このホルモンの刺激により、卵巣内で未成熟な卵子を1つずつ含む卵胞が成長します。成長した卵胞はまもなくエストロゲンを分泌するようになり、
0:31
エストロゲンは子宮内膜の増殖をうながし、脳の下垂体の黄体形成ホルモン(LH)の分泌を誘発します。その後、黄体形成ホルモン(LH)は排卵を誘発し、成熟した卵子が
0:39
卵管に放出されます。卵管内で、成熟した卵子はおよそ12時間から24時間受精のタイミングを待ちます。この時点で受精が起こらない場合、
0:46
卵子は退化し始め、はがれ落ちた子宮内膜とともに月経中に出血します。 卵子が受精できる期間は短いですが、受精の可能性を高める事実として、精子が
0:54
5日まで生存できることがあげられます。そのため、排卵の数日前から入った活発な精子が
1:00
排卵を待ち受けています。正しく経口避妊薬を服用することにより、これらのホルモン濃度を調整します。プロゲスチン濃度を上げることで、身体はすでに卵子を放出したか、または
1:09
すでに妊娠したものと認識します。経口避妊薬の服用で、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)は効果的に抑えられ、月経周期が中断されます。しかし、
1:15
通常の避妊方法に代わって唯一服用される緊急避妊薬の場合、避妊に失敗した場合ですが、 メカニズムが異なるものがいくつか発生します。理解する上で最も重要なことは、
1:24
受精はすぐには起こらず、セックスから数時間以内でも起こらないということです。それどころか精子は生物学的変化をいくつか経なければならなく、
1:32
まずは卵管内で数時間生存しています。こういう理由で緊急避妊薬が 翌朝はまだ利用できます。 実際、緊急避妊薬はセックス後5日まで効き目があります。
1:42
月経周期前半で服用した場合、緊急避妊薬は特に効き、排卵を止めます。 このように、成熟した卵子は準備が整っていたとしても放出されず、
1:51
精子が活発でも受精することはできません。手遅れになり排卵を抑制できない場合、
1:55
緊急避妊薬はまた、子宮頸管粘液を濃くし、精子の侵入を防ぐと考えられています。そのうえ、直接精子と卵子の受精を阻止することができます。
2:04
臨床研究では、緊急避妊薬は受精前に妊娠を防ぐことを示しています。緊急避妊薬の効果を示さなかった研究はありません。
2:12
受精がすでに起こっていた場合でも。緊急避妊薬は、着床が起こるのを阻止しませんし、
2:19
着床してしまった後は効果も見られません。このように、流産を引き起こすこともできません。
2:23
また、これらの薬には吐き気や頭痛などの軽い副作用がいくつかありますが、科学的研究により緊急避妊薬の安全性をすべての年齢の女性で実証し、
2:31
リスクをはるかに上回るメリットを見出しました。ここがどうしても訊きたいという質問はありませんか。コメント欄か、またはFacebookやTwitterで質問を受け付けます。毎週サイエンス動画をサブスクライブします。

########################################################################
医学的には着床が妊娠の始まりです。しかし、カソリック教会は受精が人の命の始まりだと考え、
受精卵の着床を阻止する緊急避妊は中絶と同じだとして緊急避妊そのものに反対しています。
このようなカソリックの考えの影響力の強い欧米では、緊急避妊の作用を排卵の阻止と受精の阻止だけで説明する傾向が見られます。このビデオでも、緊急避妊の作用はそのように説明されています。この点に関して、ツイッターでの応答を以下に引用します。




2014年11月8日土曜日

欧州諸国の緊急避妊薬事情

全欧緊急避妊協議会は、欧州(周辺国を含む)諸国における緊急避妊薬の市販薬化(OTCスイッチ)状況を調査しています。
調査結果を表にまとめてみました。

25カ国では緊急避妊薬の購入に処方箋は不要です(印)。
5カ国では処方箋が必要なことになっていますが、処方箋は病院に行かなくても薬局で発行されるなど、
実質上病院に行く必要のない国です(印)。
薬局で緊急避妊薬が手に入らない国は、クロアチアとイタリア、
それにノルレボタイプの緊急避妊薬が認可されていないマルタの3カ国だけです。

価格は10ユーロ(約1400円)以下の国が8カ国です。
10ユーロから15ユーロ(約1400円から2100円)の国が12カ国です。
20ユーロを越える国が4カ国で、最高はノルウェーの 26,50ユーロ(約3700円)です。
日本の価格はほぼ15000円程度ですが、お話にならない金額です。
最高値のノルウェーでは青少年や低所得者には無料で提供されています。
ノルウェー以外にも年少者に無償または格安で提供している国があります。

フィンランド・フランス・ノルウェイ・イギリスでは学校で提供しています。
欧州の多くの国には、町々に家族計画クリニック・青少年センターなどの施設があり、
そのような施設は年少者への緊急避妊の供給基地となっています。
(参照 町の女性保健室は必要ないですか?)

避妊は女性の権利です。
権利なので、誰でもアクセスできるようにしなくてはなりません。
お金がない、時間がない女性でもアクセスできるようにすることが、
権利の実現です。


※調査の目次ページは以下です(適宜最新情報に更新されるので、リンクは執筆時の保存ページです)。
http://www.ec-ec.org/emergency-contraception-in-europe/country-by-country-information-2/
ソース欄の各国情報も保存ページへのリンクです。
ページ上部の黄色の帯をクリックすると、閲覧時の最新内容が表示されます。



国名 価格 市販薬化 備考 ソース
アルバニア € 4 – € 6 実態は処方箋不要 http://www.peeep.us/8c3f34b8
オーストリア € 12,65 保険適用なし http://www.peeep.us/8f246cec
ベルギー € 9,85 保険払い戻し有り http://www.peeep.us/6352aeb4
ブルガリア € 14 16歳未満は処方箋が必要 http://www.peeep.us/0fc49d0e
クロアチア € 26 × 医師だけに処方権。 http://www.peeep.us/27189f45
キプロス € 10,74 保険適用なし http://www.peeep.us/bed1071c
チェコ € 21 17歳未満は処方箋が必要 http://www.peeep.us/8af62ae9
デンマーク € 11,67 保険適用なし http://www.peeep.us/d89d5bb0
エストニア € 15,79 保険適用なし http://www.peeep.us/030015ac
フィンランド € 18,87 15歳未満は処方箋が必要。学校での提供あり、無料提供有り。 http://www.peeep.us/90430bd3
フランス € 6,75 学校での提供あり、保険払い戻し有り http://www.peeep.us/d2a94a7f
グルジア € 5,4 保険適用なし http://www.peeep.us/10b1a951
ドイツ € 17 処方箋は必要、ただし薬局の処方箋で可。18歳以下は無料、20歳以下は全額払い戻し。 http://www.peeep.us/4cea5e19
ハンガリー € 17,93 処方箋は必要、ただし薬局の処方箋で可。 http://www.peeep.us/c6627ae6
アイルランド € 40,47
保険払い戻し後€ 6.01
€34.46が後で払い戻される。 http://www.peeep.us/fdef4240
イスラエル € 11,60 16歳以下は処方箋が必要。ただし実質は不問。 http://www.peeep.us/0f0b7da5
イタリア € 13,10 × 医師だけに処方権。ただし緊急避妊薬服用者の約1割強(0.3%)は処方箋なしで入手。 http://www.peeep.us/584d5fdd
カザフスタン € 5,54 処方箋は必要、ただし薬局の処方箋で可。 http://www.peeep.us/53d555fa
ラトビア € 14,59 保険適用なし http://www.peeep.us/1279d316
リトアニア € 15 保険適用なし http://www.peeep.us/b149c651
マルタ 未承認 (人口42万人。) http://www.peeep.us/a84c0e13
オランダ € 15 処方箋なし購入には保険適用なし。 http://www.peeep.us/3dc67774
ノルウェイ € 26,50 学校、スーパーマーケット、、ガソリンスタンドなどでも入手可能。年少者や弱者には無償で供給。 http://www.peeep.us/0720639b
ポーランド € 11,58 処方箋は必要、ただし薬局の処方箋で可。18歳以下には親などの承認が必要。 http://www.peeep.us/2476305b
ポルトガル € 11,91 – € 12,85 家族計画センターなどを経由すれば無料。 http://www.peeep.us/07503d97
ルーマニア € 20 保険適用なし http://www.peeep.us/886796d1
スロバキア 不明 保険適用なし http://www.peeep.us/f2f49793
スロベニア € 14 保険適用なし http://www.peeep.us/7502106b
スペイン € 19 処方箋があれば払い戻し有り。公的機関では無料。 http://www.peeep.us/7d9cbe49
スウェーデン € 17 青少年に対して無料システム有り。 http://www.peeep.us/79f98033
スイス € 17,50 20歳以下には一定条件で€ 5,50払い戻し。緊急避妊薬の代金には法で規定されたカウンセリング料金を含む。 http://www.peeep.us/4bedf620
トルコ € 6,64 2014年5月よりellaOneタイプの緊急避妊薬(要処方箋)に切り換え。ただし、処方箋なし販売の実態あり。 http://www.peeep.us/2a0a6d5f
イギリス € 6,97 学校などでも提供。保険払い戻し有り。多様な供給システム。 http://www.peeep.us/aa146341

2014年11月6日木曜日

服用が24時間遅れる毎に妊娠確率は3倍(市販薬化が必要な理由その1)

モーニングアフターピル(略してアフターピル)は、日本語にすれば「翌朝ピル」です。
夜の避妊失敗に対して翌朝緊急避妊薬を服用すると妊娠確率が低くなる、
との経験知からこの名が生まれました。



避妊失敗から服用までの時間と緊急避妊の効果の関係は、
1998年の研究で科学的に明らかにされました。
Randomised controlled trial of levonorgestrel versus the Yuzpe regimen of combined oral contraceptives for emergency contraception. Lancet. 1998;352(9126):428–33.
この研究は、経験知が正しかったことを証明しました。(注1)
研究を基にすると、ノルレボと同じ成分の緊急避妊薬では、
①0-24時間の服用 95%の効果
②25-48時間の服用 85%の効果
③49-72時間の服用 58%の効果(注2)
でした。

ここでいう緊急避妊薬の効果とは、
100人中8人が妊娠すると0%の効果、
0人が妊娠すると100%の効果として算出したものです。
(1回の無防備な性交渉で妊娠する確率は8%)



避妊効果の数値を妊娠確率に戻すと次のようになります。

①0-24時間の服用 0.4%の妊娠確率 【計算式 8%×(1-0.95)】
②25-48時間の服用 1.2%の妊娠確率 【計算式 8%×(1-0.85)】
③49-72時間の服用 3.84%の妊娠確率(注2) 【計算式 8%×(1-0.58)】 

1日服用が遅れると妊娠確率は約3倍になり、
1日目の服用と3日目の服用を比べると妊娠確率は実に9.6倍も高くなります。


Piaggio G, von Hertzen H, Grimes DA, Van Look PF.
Timing of emergency contraception with levonorgestrel or the Yuzpe regimen.
Task Force on Postovulatory Methods of Fertility Regulation.
Lancet 1999;353:721.ほかを基に作成


緊急避妊薬ノルレボは避妊失敗後できるだけ早く、
可能であれば24時間以内の服用が望ましいものです。
ノルレボが市販薬であれば病院が休みでも、
避妊失敗の翌日にドラッグストアで購入できます。
ノルレボの価格が手ごろであれば、
いざというときのために事前に準備しておくこともできます。




(注1)1998年論文は、レボノルゲストレル緊急避妊薬の効果を過大に評価しているとの批判があります。
しかし、性交渉から服用までの時間が遅くなれば遅くなるほど効果が低下する、との結果は揺らいでいません。
(注2)1998年のオリジナル論文では、49-72時間の服用について、187人中5人が妊娠したとして妊娠率2.7%と記されています。しかし、その後の検討により、現在では3.84%の妊娠率(58%の効果)とする数値が一般に使用されています。

2014年11月5日水曜日

公正で科学的な情報センターの構築

日本の緊急避妊に関する情報は、緊急避妊の「適正使用推進」政策にマッチするように歪曲され、あるいは情報の取捨選択がなされています。
緊急避妊薬ノルレボの市販薬化を実現し、女性達に緊急避妊についての情報を提供していくセンターサイトが必要です。

The Emergency Contraception Website(プリンストン大学人口研究所)
1994年より緊急避妊情報を提供しており、緊急避妊の世界的センターとなっています。
http://ec.princeton.edu/


緊急避妊年報
James Trussellが責任編集している緊急避妊の最新動向と最新研究のレビュー。
http://ec.princeton.edu/questions/ec-review.pdf


1999年に「ピルとのつきあい方」が緊急避妊情報を日本に紹介した時に利用したのが、
上記サイトです。

全欧緊急避妊協議会

上記のThe Emergency Contraception Websiteは、アメリカだけでなく、世界の各地域の情報も提供しています。
近年、ヨーロッパではThe European Consortium for Emergency Contraception (ECEC)が設立されました。
http://www.ec-ec.org/

全欧緊急避妊協議会では、欧州地域に限定した形で、緊急避妊知識の普及、調査研究、政策提言、サービスの標準化などを目指しています。

日本緊急避妊協議会 (構想中)

上記の2つは、緊急避妊に関する世界標準の情報を提供しています。
日本の状況とは大きな格差ができています。
当ブログを発展的に解消し、全欧緊急避妊協議会の日本版のような組織を作ります。
日本緊急避妊協議会は、女性団体、医師・薬剤師・医療関係者、個人などで構成します。
ノルレボの市販薬化を推進する運動も行います。

2014年11月4日火曜日

女子大生Sさんからのメール

女子大生Sさんから賛同のメールを戴きました。
ご了承を得ましたので、ご紹介致します。
 
******************************
こんにちは。
たまたまTwitterで知り、ブログを読みました。
メールでもキャンペーンに賛同できると書いてあったのでメールしました。
 
今まではなんとなく縁の無い話と思っていたのですが、
ブログを読んで、本当に、本当に意識が変わりました。
わたしは21です。
ピルの存在は知っていて、「妊娠したくないけどセックスをしたい人が使う薬」「アメリカでは良く使われている」というぼんやりとしたイメージはありました。
友達で「病気(?)でピルを飲んでる」子が居るらしいという話を聞いた時、
はじめてセックスと関係なくピルが使われるものだと知りました。
「でも多分自分は使う事はないし(いま恋人はいない・高校の時の彼氏がゴムを使っていた、から?)」と、
なぜかもっと詳しく調べる事もしませんでした。
 
緊急避妊薬の存在も先日Twitterで「ピルとのつきあいかた」さんを知り、
はじめて知りました。
女子大学生なのに、こんなことも知らないのはおかしいと思いました。
わたしは、今まで、友人と性体験について話すような場面はありませんでした。
(もしかしたら今相手がいる子達では避妊などについて話しているのかもしれませんが……)
今回このブログを読めてよかったと思うと共に、
たまたまTwitterでこの活動を知らなければずっと知らないままだったんだな、
とも思います。
知れてよかったなと思いました。

しかし、同時に、
「同級生も見ているTwitterで賛同ツイートやリツイートが出来ない」
と思って、ツイートするのを躊躇ってしまいました。
わたしが教えてあげなきゃいけないのに、と思う一方、
彼氏もいないし、なんか「そんな真面目な話をするキャラじゃない」と思ってしまうんです、間違ってるのに。
こんなことを思ってしまう時点で、ピルや避妊、セックスについて、たくさんの歪みがあるんだと思います。
これが本当の賛同ツイートかわかりません。
でも、なにかしたいと思ってメールしました。
長々と失礼しました。
応援しています。
 
******************************
 
rurikoの返信
「メールありがとうございました。
キャンペーンという形での活動を考えたのは、
緊急避妊の存在を多くの女性に知っていただくことも目的なんですよ。
緊急避妊に用がない方がいいに決まっていますが、
こうしてSさんにも情報を提供できて喜んでいます。」
 
この返信に対して、以下のお返事を戴きました。
 
******************************
 
こんにちは。
昨日キャンペーンの件でメールをしたSです。
返信、ありがとうございます……!
 
キャンペーンの記事とブログを読ませて頂き、
まずは(恥ずかしながら)知らないことばかりで、、
自分でもピルや避妊について調べていくうちに熱くなり、
つい長文のメールを送ってしまいました……
丁寧な返信、本当にありがとうございました。
 
メールの件ですが、もちろん使っていただいて大丈夫です。
どのような形の使用でも構いません。
名前のご配慮もありがとうございます、よろしくお願いします。
なにか少しでも力になれれば嬉しいです。
 
自分のような、ピルや緊急避妊について必要な知識すらなかったり、
ぼんやりとした(時に間違った)イメージの人はたくさんいると思います。
そのイメージのせいで知ろうともしないのは、
もったいないというか、おかしいですよね。
 
反対論に対する記事も凄く納得できるものでした。
キャンペーン趣旨の「性感染症が蔓延することはありません」「コンドームを使わなくなる?」の内容も、
読み進めながら自分がぼんやり抱いたイメージ・疑問に答えてくれていて、
考えてみればその通りだよなあと思いました。
 
こういうぼんやりしたイメージ(男性や、私の様な女性)も、
ピルや避妊をとりまく環境に悪い影響を与えているなら、変えていくべきだと思うし、
わたしは、こうやって知ることでキャンペーンに賛同したいと思ったわけで、
自分で考えの変化を実感して、「自分のような人はたくさんいる」と思っています。
 
知識だけではなく、自分は女性で、だからこそ知っておくべきことがあって、
知ったうえで「おかしくない?」と思えること、
そして「ここがおかしい!かえようよ!ちがうよ!」と思っている人たちがたくさんいることを、知れてよかったです。
 
自分はまだ「知ること」しかできていませんが、
誰かに伝えることができるように、なりたいです。
 
再びの長文失礼しました。
キャンペーンやノルレボの話から逸れた内容ですみません……
でも自分で文章にしながら改めて気持ちがまとまりました。
これからも応援しています。
 
******************************
 
Sさんからのメールの引用は以上です。
アメリカで目にしたたった一人のデモ行進について、
何年か前にツイートしたことがあります。
私たち1人1人の力は微力でも、
願いの輪が広がることで歴史が変わります。
 
 

2014年10月31日金曜日

個人輸入を利用すればよいのでは?(反対論/慎重論について)

日本で取られているノルレボの高価格・難アクセス政策は、
個人輸入奨励策のようなものです。
現在の状況が長く続けば続くほど、
個人輸入が盛んになる事は避けられません。
個人輸入に頼り、あるいは海外旅行の際に買ってくるなど、
女性の自衛策は正当な権利です。
しかし、個人輸入などで自衛する女性は一部にとどまります。
全ての女性が緊急避妊薬を事前に準備することはできません。
避妊が女性の権利であることからすれば、
全ての女性がアクセスできるシステムを作ることが重要です。

2014年10月27日月曜日

緊急避妊自体に反対(反対論/慎重論について)

アメリカで緊急避妊に反対しているのは宗教系の人々で、
緊急避妊は一種の中絶だとして反対しています。
緊急避妊は排卵の抑制が大きな作用ですし、
自然状態でも受精卵が着床せずに消滅することは珍しくありません。
受精卵の子宮への着床を以て妊娠の成立とするのならば、
緊急避妊は中絶ではありません。